【紹介記事】アナログゲーム「奇画家戯描」

クリエイター紹介

今回紹介するのは、先日のゲムマで出展されていた「奇画家戯描」です。

この奇画家戯描は、
個人のゲーム製作サークル「ひとりねちねちクラブ」様https://x.com/hitonechiの処女作で、
同梱されているペーパーとペンを使って、実際にイラストを描くゲームなんです!

ゲームタイトルの読みは多分「きがかぎか」。
キルラキルの発音ではなく、ギガバイトの発音だったと思う…。
ちなみに私は実際に友人4人で遊んでいます。
↓コレは提供してもらった現物の写真です。

付属品は前述のペンとペーパー。
そして描くお題を決める際に使用するカードと、
描くプレイヤーにデバフを付与するカード(!?)です。
ペンの色が複数あるのは描いた人を分かりやすくする為の配慮で、ルールには関係無いですね。

まず最初に、このゲームの素晴らしいところは、
勝った負けたではなく「爆笑を伴うコミュニケーション」を生み出せるところ
にあります。
実際に5〜6回遊びましたが、戦略的な楽しさよりも、仲間内で大騒ぎしている場面特有の
「笑える楽しさ」が圧倒的に勝る印象でした。

では改めてルールを説明すると。

基本的には、他のプレイヤーから受け取ったお題に忠実なイラストを描き、
指示通りのイラストが描けていたらプレイヤーにポイントが加算
され、
最終的に最も多くのポイントを手にしたプレイヤーが勝者となるシステムです。

そしてここからがユニークな点の説明。

まず肝心の「お題」とゲームに勝つための戦略について。

前述の通り、お題を決めるのは他のプレイヤーです。
つまり、自分は別のプレイヤー、対戦相手のお題を決めることができます。

ここで、作者の工夫というか配慮が上手くゲームシステムとして昇華出来ているのが、
お題を自由に決めることができないルールの存在です。

対戦相手に渡すお題は、ゲーム開始時にランダムに山札から引くお題カードに書いてある文言を
組み合わせて作るシステム
となっており、コレが中々良い塩梅に自由を制限してくれます。
と言うのも、「相手に描かせる絵のお題を考えろ」って言われても
正直すぐには思い付かないですよね。

しかしウケ狙いで変なお題を考えついたとしても、
それで白けたり空気悪くなったりしたら嫌じゃないですか。

このシステムならその心配がありません!
「だってしょーがねーだろカードに書いてあんだからよ」が出来ちゃう!
実際、制限時間内にお題を考えるのも結構楽しかったのを覚えています。

それはそうと、
勿論ゲームである以上、対戦相手にはポイントをゲットして欲しくはないですよね?

なので、お題を決めるフェイズでプレイヤーが行うべき行動は単純明快、
「クソみたいなお題」を作ること!!

「こんなもん制限時間内に描けるか!」というお題を作って対戦相手に押し付けて、
お題を受け取った相手のリアクションを楽しむ事もこのゲームの遊び方!

もうね。受け取ったお題の日本語が破綻スレスレなんですよ。
でも描く!!

そして最後に、最も盛り上がるイラストの公開フェイズ。
自分が描いたイラストを第三者の別プレイヤーに見せて、何の絵なのかを当てて貰います。
このルールの都合上、プレイヤーは3人以上いるのが理想的です。

しかし正直その辺はあまり重要ではなく、この公開フェイズの最大の魅力は
イラストを公開した時の全プレイヤーのリアクションが三者三様になるという事
です。

イラストを描いたプレイヤーはヤケクソで(あるいは超自信満々で)絵を叩きつけ、
お題を出したプレイヤーは時に爆笑し、時にお題の拾い方に本気で感心し、
イラストからお題を推理するプレイヤーはただただ困惑する。

この瞬間がサイコーでした。
やっぱり「お絵描き」というものはいくつになっても楽しいもんですね。


といった感じの、オタク文化っていいっすねと再確認させてくれるゲームでございました。
次回作にも期待してます!!

「ひとりねちねちクラブ」様のXはこちら。https://x.com/hitonechi

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